必須のもの
まず、これだけは絶対に持っていかなければ始まらないものです。
サークルチケット
これは本当になければ始まりませんね。
事前に送付された場合は、必ず持っていることを確認して家を出ましょう。
カバンの外ポケットなど取り出しやすい場所にしまっておくことをお勧めします。私はよくお財布に入れておきます。
電子チケットの場合は、前日までに必ず一度表示を確認しておきましょう。
電波が悪いこともあるので、スクショをとっておくと良いです。
頒布物
もちろん頒布物も、なきゃ始まらないですよね。
こればっかりは当日どうにかするのがかなり難しいですので、配達日時や発送先をお間違いなきよう、家にある在庫をお忘れなきようご注意ください。
最低限用意しておきたいもの
続いて、無かったとしても頑張ればどうにかなるけどあったほうが良いものです。
私が即売会に参加する際にほぼ必ず持っていく物たちをご紹介します。
お釣りとお釣り入れ
ある程度のお釣りとお釣り入れは必須ですね。
どうにかなるポイントとしては、コンビニとかで崩して小銭を作るとかはできなくはないって程度です。
当日慌てないように、あらかじめ用意しておきましょう。
じゃあお釣りってどの程度用意すれば良いのよって話なんですけれども。
頒布物の値段設定や頒布数にもよるので一概には言えないですが、
100円玉:20枚
500円玉:10枚
1000円札:5枚
5000円札:2枚
は最低限用意しておくとなんとかなるかなと個人的に思っています。
皆さんちゃんと小銭を用意してきてくださるので、細かめの値段設定でなければこんなもんで足りると思います。
逆に、200円のものと300円のものと…みたいな値段設定だと心許ないと思うので、事前に銀行に行って棒金を用意しておくことをお勧めします。
お釣り入れに関しては、安価ならプラスチックの棒金ケースや薬ケースなどを使っている方をよく見かけます。価格は¥100〜¥1000くらい。
もっとしっかりとしたい人は、小型の金庫を使っている方もよくいらっしゃいます。価格は¥2000〜¥5000くらい。
ただ、使う硬貨がほぼ100円玉と500円玉だと、持て余す部分があって個人的にはあまりしっくりこないなと思っています。。。
あとは、クリアポーチで管理している人とか、自分が身につけているサコッシュで管理している方とかも見かけます。
私は、ずっと空き箱と空き缶を組み合わせて使っていたのですが、最近はもっぱらiPhoneの空き箱です。
お札があまりにもシンデレラフィットなので、気になる方は↓の記事を見ていただけたら嬉しいです。
敷布
これは、なくても困らないけど、用意しておくことを強くオススメします。
多くの場合が1スペースが長机の半分なので、自分のスペースを明らかにする意味でも、頒布物の見栄えを良くするためにも、デスクに敷くための布は用意したほうがいいです。
オリジナルのイラストを印刷して敷布を作ったりもできますが、初心者さんにオススメなのは、彩度低めの無地の布です。
本がメインなら暗めの布、グッズがメインなら明るめの布だと頒布物が映えやすいので、汎用性が高くてオススメです。
または、頒布物が暗めの色なら明るい布、頒布物が明るい色なら暗めの布、という選び方もありですよ。
布は、手芸屋さんやネット通販でカットクロスを買うのが楽ちんです。
1スペースが、大体90センチ幅くらいなので、100センチ前後のものを選ぶとそのまま使えていいですよ。
私がこれまで使った中でダントツによくて今も使い続けているのは、黒の90×90cmのテーブルクロス。
柔らかいけどしっかりした布で皺も目立ちにくく、うっすらと模様が入っていて高級感があり、何より4辺がしっかり塗ってあるのでほつれたり引っかかったりもしないくて扱いやすいです。
足元まで隠す長さはないので、見栄えが悪くならないように足元の荷物整理には注意しています笑
卓上ポスタースタンド
卓上ポスタースタンドは、あると体感2割り増しくらいでスペースで足を止めてくれる人が増えます。
私は、イチ推しイラスト+お品書きをA4で印刷して貼り合わせたものをよく作ります。
卓上のものなら価格もそんなに高くないので、用意しておいて損はないかなと思いますよ。
お品書き
早めに作ってSNSに掲出することで認知拡大を図るというのも大事なのですが、それを印刷したものを用意しておくといいよというお話です。
一目で頒布物を知ることができ、値段や仕様を把握しやすいので、お買い物に行った時に用意のあるサークルさんの方がお買い物しやすくて嬉しいです。
お品書きを作るの大変だと思いますが、綺麗なお品書きがあるだけで頒布数が変わることもあるので、ぜひしっかりと作って当日にも用意しておく事をオススメします。
過去のお品書きをまとめてあるので、よかったらご覧ください。
ブックスタンド
これは、頒布数が少ないうちはあった方がいいと思っています。
ある程度机上に積むだけの頒布物があるとスタンドは邪魔になるでしょうし、表紙絵の巨大ポスターを作った方が効果的です。
机上にボリュームがあまりない場合は、立てて見えやすくディスプレイすると道ゆく人へのアピールになります。
種類があるなら複数用でコンパクトに運べるものがオススメ。
1〜2種類なら、100均などにある折りたたみ式のブックスタンドやイーゼルが運びやすいし入手しやすいです。
値札
頒布物が複数ある場合は、やはり値札があると親切です。
独立した値札を立てるパターンと、頒布物のサンプルに貼り付けるパタンがあるかなと思います。
おしゃれにしたいなら、お菓子屋さんや雑貨屋さんでありそうなこんな値札はいかがでしょうか。
頒布物に貼るのは嫌だけどもっと安価に済ませたい!ということであれば、クリップを広げてカードに貼り付けると簡易的な値札になります。
値札自体は、カードに手書きが早いですが、文字を書くのが苦手な方はぜひ印刷してください
。絶対その方が見栄えが綺麗だからです。
ヘロヘロの読みにくい文字より、ドデカゴシックで値段書いてある方が、スペースに来てくれた方にシンプルに情報を伝えることができますよ。
厚紙に印刷するのは面倒だと思うので、普通紙に印刷したものをカットして厚紙に貼り付けると簡単です。
あると便利なもの
さいごに、無くても別に困らないけどあると便利なものや、いざという時に持っておくと良いよって物を紹介します。
イチ推しイラストの大きめ印刷
印刷所で印刷してもらった方が見栄えはもちろんいいので、そこにお金がかけられるよ!って方は、ポスタースタンドを用意して高さを出して飾ると雰囲気が出ますよ!
そこまでするほどじゃ…別のところにお金かけたいし…って方は、自宅やコンビニで印刷したものを先ほど紹介した卓上のポスタースタンドか、デスクのヘリに飾ってチャレンジしてみてほしいです。
これは、文字書きさんであっても何かしらのイラストを掲出するのがオススメです。
圧倒的に目を引いてくれます。
私はでかいポスターを用意できたことがなく、基本卓上スタンドにお品書きのみだったのですが、これをするようになってから通り過ぎる人の視線を感じる機会が増えました。
レジ
頒布数の管理とお金の計算ができれば良いので、電卓とメモに正の字とかでもいいのですが……
即売レジというアプリが大変便利なので紹介させてください。
オススメは、タブレットにインストールして、予め頒布物を登録しておくことです。
事前に頒布物の名称と持ち込み数と価格を登録しておけば、あとは直感的にポチポチするだけ。
もちろんスマートフォンでも利用できて、オフラインでも使用可能なのでぜひ一度触ってみて欲しいです。
コイントレー
お金の受け渡しをするためのトレーです。
多少なりとも場所を取るのに結局直接手で受け渡しをしてしまうことも多いのですが、小銭とか数えやすいし、ワンオペで慌てていても慣れてる方はさらっとトレーにお支払いしてくれたりします。
ので、置いておいて損はないです。
一番メジャーなコイントレーはこれでしょうか。
見た目はちょっぴりダサいですが、お釣りトレーとしての主張は強くてわかりやすいので、購入する側にはありがたいです。
もう少しお洒落にしたいなぁって方には、このあたりはいかがでしょうか。
文具
文房具類はどこまで用意しとくか問題はあるのですが、私はいつもこんなセットを持ってます。
- ボールペン
- 太めのマジックペン
- 定規(ものさし)
- ホチキス
- ハサミ
- カッターナイフ
- マスキングテープ
- 養生テープか紙テープ
これらを斜めがけのペンラポーチ(ライブグッズ)に突っ込んで、当日は常に持ち歩いています。
こういうやつです。
持ち歩かなくても良いと思うんですけど、同人イベント用ポーチを用意して、いつもイベントに持っていくセットを作っておくと便利かなと思います。
保冷温バッグ
小型のバックでいいので、暑い日でも寒い日でも持っておくと重宝します。
夏は、凍らせたペットボトル飲料と普通のペットボトル飲料と凍らせたゼリー飲料を入れて持っておくと暫く冷たくて命が助かりますし、冬はホット飲料を2〜3本入れておくと熱が長持ちしますよ。
チェックリスト
さいごに
以上、私がオススメしたい即売会の持ち物でした。
少しずつ買い足したり買い替えたりを繰り返しているので全てではないですが、ご紹介した商品は実際に使っているものも多いです。
頒布物の種類や量によって必要なものは変わってくると思いますが、初心者さんが揃えておいて損のないものなのではないかなと思います。
少しでも同人活動を楽しむ方々の参考になっていたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は即売会のサークル参加初心者さん向けに、最低限用意しておきたいアイテムを具体例と共にご紹介します。
記事の終わりにチェックリストもあるので、ぜひ最後までご覧ください。